総合旅行業務取扱管理者

■資格の種類
国家資格

■総合旅行業務取扱管理者とは
総合旅行業務取扱管理者は、旅行業務を扱う営業所では1人以上置くよう法律で定められている国家資格で、国内・海外旅行の契約に関する事務を管理・監督します。

平成17年の旅行業法改正により「一般旅行業務取扱主任者」からの名称変更とともに、管理・監督する職務も4つから9つに増え、責任が拡充されました。

取得すれば旅行会社への就職・転職時にダンゼン有利です。
また、旅行会社を開業・独立する場合には、この資格を持っていることが必須条件となります。
旅行業界で活躍したい人には取得価値大の資格といえます。

■総合旅行業務取扱管理者になるには
年1回一般社団法人 日本旅行業協会が実施する「総合旅行業務取扱管理者試験」を受験し、合格すれば、合格者には「総合旅行業務取扱管理者試験合格証」が簡易書留で送付されます。

■受験資格
年齢、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。

■試験内容
■解答方式：マークシート方式

■試験科目
(1) 旅行業法およびこれに基づく命令 (以下、「業法」といいます)

(2) 旅行業約款、運送約款および宿泊約款 (以下、「約款」といいます)

(3) 国内旅行実務
　　　・本邦内の運送機関および宿泊施設の利用料金、その他の本邦内の旅行を取り扱う旅行業務に関連す
　　　 る料金
　　　・その他本邦内の旅行業務に関する実務

(4) 海外旅行実務
　　　・本邦外の運送機関の利用料金、その他の本邦外の旅行業務に関連する料金
　　　・旅券の申請手続、通関手続、検疫手続、為替管理その他の本邦外の旅行業務に必要な法令
　　　・本邦および主要国における出入国に必要な手続に関する実務
　　　・主要国の観光
　　　・本邦外の旅行業務に必要な語学
　　　・その他本邦外の旅行業務に関する実務

※出題の根拠となる法令・規則に関しては、平成27年8月1日現在、施行・有効なものとします。

■受験区分と試験時間および試験科目

■試験科目の一部免除
「国内旅行実務」「海外旅行実務」科目合格者(翌年度のみ)や「国内旅行業務取扱管理者」試験合格者が、「総合旅行業務取扱管理者」試験を受験する際には、試験科目の一部が免除されます。

また、旅行業に従事している人が、旅行業協会の実施する研修を修了すると、科目の一部が免除となります。

■試験日および集合時間
年1回(10月上旬～中旬)

平成27年度 総合旅行業務取扱管理者試験
平成27年10月11日(日)　10時30分

■試験地
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県

■受験手数料
6,500円

■合格発表日
平成27年11月20日(金) (予定)

※一般社団法人 日本旅行業協会ホームページに掲載(午前10時頃予定)するとともに、一般社団法人 日本旅行業協会事務局において合格者一覧(試験地・受験番号のみ)を閲覧できるようにします。

■合格率
・25.0% (平成23年度：受験者数 11,833人、合格者数 2,956人)
・30.5% (平成24年度：受験者数 11,534人、合格者数 3,517人)
・25.7% (平成25年度：受験者数 10,832人、合格者数 2,781人)
・28.6% (平成26年度：受験者数 10,521人、合格者数 3,004人)
・22.8% (平成27年度：受験者数 10,063人、合格者数 2,296人)

※過去の総合旅行業務取扱管理者試験 合格率はこちらから

■お問い合わせ
一般社団法人 日本旅行業協会
〒100-0013
東京都千代田区霞が関3丁目3番3号　全日通霞が関ビル3階

試験に関するお問い合わせ：研修・試験部 試験係 TEL：03-3592-1277

TEL：03-3592-1271
FAX：03-3592-1268
URL：http://www.jata-net.or.jp/

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